こんにちはアスカ工務店遠藤です。
もう工事は始まっているのですが、富士市宮島でお施主様のご実家を
フルリノベーションしています。
少し、間があいてしまった記事ですが、現場でフルリノベーションの工程になる
インスペクション調査をしました。
インスペクション調査、自分たちはインスぺとも言ってますが、現場調査です。
この調査では既存住宅の状態を調べます。
家の状態を調べる方法はいろいろありますが、まずは家の内部、床下や屋根裏に入って調べます。
この部分に入って何が分かるかというと建物の劣化部分。
家の構造体である床下の土台や大引きなどや屋根裏では梁や小屋束などの状態ですね。
湿気などからの劣化や経年劣化もありますが、場合によっては白蟻で土台が食べられていたり
蟻道と言って白蟻の集団移動する道などを見つけることもあります。
屋根裏では雨漏り後ですね。束などが黒く変色しているのでよくわかります。
そのような状態が見つかったら工事に入った時にその部分を交換などして補修します。
今回のインスペクション調査では幸いにして見つけることはなかったです。
後は外壁や屋根の劣化状態なども見ますが、この家は外壁も屋根も全て解体して撤去し
新規に設置するので現状の劣化は確認だけに留まります。
この家の工事は家の構造体だけを残して工事するスケルトン工事になるので
かなりの工期と予算がかかります。
まずは解体工事ですね。