福島県双葉町で避難指示の解除に伴う帰還準備が始まったそうです。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

あるネット新聞記事を見ていたら「東京電力福島第一原発事故で唯一、
全町避難が続いている福島県双葉町で20日、住民が寝泊まりしながら帰還に備える
「準備宿泊」が始まった。」

と出ていました。6月にも避難指示の解除がなされるようですね。

福島県双葉町といえば、自分は東日本大震災時の起こった2011年3.11の5年後の2016年に縁あって3回ほど
福島県に行きました。1回目は建材屋さんの招待で、クリナップの工場見学
2回目はこれもある建材屋さんのセミナー。3回目は工務店協会JBNの全国大会かな。

そしてどの会場も東日本大震災時に被害があった場所から近かった記憶があります。

特にJBNの全国大会では、確か公会堂のような場所で、地元の工務店の方たちが
地震当時の話や復興などの話をしてくれたような記憶があります。

そして一番印象深かったことは、その会場からの帰り道、双葉町方面に国道6号線を
通ったことです。
双葉町はこの地域全体で避難指示が出ていたので、町は封鎖されていました。
道沿いの住宅などの建物はガードされ建物などの不法侵入は食い止められていました。

(この写真は国道6号線を走りながら取りました。)

国道沿いの店舗などは当然閉められ、歩いている人は工事関係者以外は誰もいません。

時折、すれ違うパトカーが多かったのも気になりました。

そんな双葉町がようやく避難指示が解除されるようですね。
震災後の現状を目の当たりにした自分にとっては、遠い地のことながら何かうれしい気持ちにも
なりました。

ただ、解除になっても地元の方が戻られてもスーパーや病院などの生活に必要な設備が整うのは
まだまだ先になるようです。

これらの設備が少しでも早く整って、生活される方たちが多く帰還されればいいと思います。

又機会があれば現地に行きたいと思います。