こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は悲しいお話を書きます。
7月3日に起こった熱海の土石流。
ネット新聞や新聞テレビなどで大変な自然災害として報道されています。
伊豆山の中腹から3キロ程、逢初川に沿って土砂が崩れ、川沿いの住宅を直撃したそうです。
これにより付近住民が20人ほど安否確認が取れないという事でした。
自分はネットなどの土石流の流れる動画を何回か見る内に何か違和感を感じました。
そして土石流が直撃した場所をグーグルマップで確認しましたらある事に気が付きました。
それは、この土石流が走った場所は自分が2年前に来て歩いた場所だからです。
2年前に全国で住宅の耐震診断、耐震補強を推進している「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」、
通称「木耐協」の夏季セミナーに参加した時の会場が、この場所の上部の「伊豆山研修センター」でした。
そしてセミナーが泊りがけだったので、早朝センター付近を自分の日課のウォーキングをしたので
土石流の現場近くを歩いています。
早朝は6時前だったと思いますが、研修センターから坂を下り、丁度土石流が流れた道から
「伊豆山神社」に登りました。
早朝なので人気はなく、伊豆山神社から海側を眺め太平洋が遠目に見えてとても清々しい気持ちに
なったことを覚えています。
この後、伊豆山神社からすぐ下の伊豆山神社の別当坊らしい「走湯山般若院」というお寺に行きました。
このお寺の入口には足湯のような場所があったのを覚えています。
土石流は丁度このあたりにぶつかり、下へ流れていきました。
2年前の事を考えると、ここが少し高台なので被害なければいいな。と悲しい気持ちになります。
お寺の後は逢初川沿いに伊豆山に登り尾根を研修センターに向かって下ったのを覚えています。
もしかしたら土石流が下った場所を登っていたかもしれません。
道沿いには熱海という立地柄、別荘など住宅が建っていたのを覚えています。
これらの家が今回被害にあわれたのでしょうか?
今回の土石流、ほんとに悲しい災害です。
まだまだ捜査中ではありますが、行方不明の方が早く助かる事と犠牲になられた方のご冥福を
心よりお祈りしたいと思います。