こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は富士市伝法の家の2回目家の中のご紹介します。
玄関ドアを開けて中に入ると3畳ほどのホールが。
壁は当社の標準仕様の無垢のパイン材。壁は漆喰塗りです。
パイン材の床は当社のオーナー様の半分ぐらいのご家族が採用されます。
パイン材は主にフィンランドなど北欧系で寒い地域なので木の幹に空気をたくさん入れているので触ったり
踏んだりしてもヒヤッと感が少なく、感触がやさしい感じです。
ただ反対にデメリットとしては柔らかいので傷が付きやすく、経年による表面の色の変化もおこります。
飴色になっていくと私たちは言っていますが、オーナー様たちの中には床の傷も思い出になるし、色の変化も
だんだん味わい深くなると、その特徴をよく解釈してくれる方もいらっしゃいます。
壁や床など内装に使う特に自然素材系の物は良くその特徴を理解して採用する必要がありますね。
正面にはLDKに入るパイン材のドアがあります。
ふと横を見るとコーヒーカップ状の手洗い場が。これはオーナー様奥様が希望されました。
お子様が保育園や学校から帰ってきたら、まずは手洗い。
きれいになってからお部屋に入ろうね、という気づかいの設備です。
玄関にかわいいニッチボックスを設置しました。
この中には特に奥様のお気に入りの物が季節ごと飾られ、訪問者を和ましてくれそうです。
オーナー様希望で、トイレは玄関です。
階段やトイレなどそのご家族の価値観や優先順位で場所が決められる箇所があります。
木製の造作吊戸棚を設置しトイレットペーパーなど収納にしました。
ドアを開けてLDK内部へ、この中にオーナー様の希望がいっぱい詰まっています。
一つ一つ説明していきます。
壁と床の素材は玄関と同じ自然素材のパイン材と漆喰です。
壁などにアールを付けて見た目を優しくしました。
別の角度から見ています。
先程、入ってきた玄関からのドアの右横には洗面脱衣室のドアがあります。
その前には固定式のダイニングテーブルが。このテーブルはオーナー様のご希望で取外し可能になっています。
当分はないとは思いますが、もし将来お部屋のイメージチェンジをされる場合の為の用意です。
リビング側からダイニングキッチン側に入ってみます。
プランニングの折オーナー様特に奥様が一番気にされていたことは、家事導線、生活導線などをなるべくお部屋の中では
短くしたいという事でした。
土地選びからそうでしたが、オーナー様奥様はご自分がこうしたい事などが定まりましたらそれをご自身で集中して
突き詰めていくタイプで、家のプランニングも納得されるまで時間をかけてされていました。
でもご自身の事情もありました。御出産されて丁度育児休暇の期間が決まっていてその期間にプランニングを
間に合わせる為もありましたが。
リビングからダイニング、キッチンへと家事導線をなるべく短くとりました。
ただここで、ポイントが一つ。キッチンだけは近くてもあまりオープンにはしない。
せめて手元やキッチンの調理台などはあまりリビングからは見えづらいように。
急な来客などで、慌てることなく家事が進められるそんな思いもあったと思います。
キッチンの裏手にあたる場所に二つの扉が。
正面はリビング用の収納。
リビングは何かとこまごました物の収納が必要になります。
右側のドアはパントリー兼、奥様の作業部屋。
奥様はご趣味も兼ね、ミシンを使った編み物や工作作業がお好きらしくこの部屋はその集中部屋。
もちろんお仕事の事務作業もこの部屋でこなします。
こんな感じですね。奥様お一人の世界ですね。
奥はパントリーになっていて保存食やウォーターサーバー用のお水も置かれています。
こちらはダイニングから入る洗濯洗面脱衣室です。
収納を重視し、少し広めの洗濯洗面脱衣室です。
玄関にも近くてお子さんが外から汚れて帰ってきてもすぐにお風呂入れられますね。
次回はリビングの紹介から中二階のご紹介まで。
とにかくこの家はご紹介したいポイントが多いです。