ナチュラルアスカの家

富士市伝法のプチラパンさんですが 、床の塗替え工事に入りました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

高齢者の車による事故で、お店の一部に損害が出た富士市伝法のプチラパンさんですが
修理工事も外部の足場も取れ外から中に入ってきました。

事故当時、折れてしまったメインの柱も鉄骨の強いものに変え、鉄のままだと
お店から見た場合、怖気ないのでホワイトのモザイクタイルを貼りました。
事故当時、飛び散ったガラスの破片で傷ついた珪藻土塗の壁も塗替え、お店の中で
修理が残ったのは床の部分です。

プチラパンさんが開店した当時、お店の床はパイン材という北欧系の床材を貼らしていただきました。

この床材は木目は多く木らしい特徴を出していますが、全体の色はとてもやさしい薄いブラウン色調です。
今回の事故では壁と同様、ガラスの破片により床に多数の傷がついてしまいました。

当初、部分補修も考えましたが、既存部分の新築当時の床の色合いを補修部分と合わせるのはとても大変ではっきり言って
無理と考え、工期もかかりプチラパンさんの営業にも多少影響してしまいましたが、パイン材の床部分の
全面塗装しなおしという事でプチラパンにも説明し工事しました。

工事の順番は、床の既存の塗料を剥がすことから始めました。
ただ、そのためにはグラインダーという機械で既存床を削ります。すると大量の削りかすやホコリが
出る為、その保護の為お店内の商品はもちろん陳列家具やショーケースやレジ台などを動かせるものは
動かしてもらい、動かせないものはシートなどで保護しました。

この作業はプチラパンさんにもかなりの苦労をかけてしまい、申し訳なかったです

その後、4人ほどの塗装の職人さんたちに入ってもらい一気に床の既存塗料を剥がしてもらい、その後
新しい塗料で仕上げに入ってもらいました。

この作業が終わると修理全体の大半が終わったことになります。
後は、お店のテント設置や一部の外構工事などです。

ケーキ屋さんのプチラパンさんにとってはこれからハロウィンの追い込みや一年で一番のイベントの
「クリスマス」が控えています。工事の終了が何とかそれには間に合いそうです。

懐かしいプチラパンさんの開店当時の写真が出てきました。
この写真を見ると床材の淡いブラウンの色が見てとれます。今回の色調は多少この色より濃い目で仕上げています。

プチラパンさんの修理の完成が楽しみです。
大変な事故の後ですが、今回の修理工事で違ったイメージのプチラパンさんがリニューアルオープンすると思います。