ナチュラルアスカの家

静岡市葵区新間で新築住宅工事が始まります。

STORY

こんにちは。アスカ工務店の中村です。

これから静岡市葵区新間で新築住宅の工事が着工します。

今回のお施主様は最初の計画から僕が担当させていただきました。
大体今年の2月頃からプランニングをスタートしましたので、6~7ヶ月かかりました。
お施主様の今のお住まいも現場のご近所なので、その間ほぼ毎週打ち合わせに通ってくださって本当に感謝します。

お施主様が当社に来ていただいたのは、奥様が当社で企画住宅として採用している「casa carina」を気に入ってくださったのがきっかけでした。

しかし間取りのご希望等聞き取りにより企画住宅のまま進めるのではなく、当社の注文住宅仕様である「ナチュラルアスカの家」としてプランニングをし、casa carinaの特徴的な可愛さの要素を取り入れることにしました。

見た目の可愛さにこだわることと同時に、ゼロエネルギー住宅として太陽光パネルを設置し、パッシブデザインを重視しました。
断熱気密はもちろんですが、この敷地の日当たりをシュミレーションして建物配置、リビングの位置等の間取りを検討し、開口部の位置、大きさも決めています。

さらにこの地域は近くに大きな川があり湿気が多いらしく、風通しを意識する必要があったことと、暑いか寒いかの両極端になっている最近の気候のなかでも、中間期に少しでも自然な風を室内にいても感じることができるよう、この地域の卓越風向をみて窓を配置していきました。

耐震性も当社では標準としている構造計算による耐震等級3を確保しています。

見た目の可愛さ格好良さ、エネルギー消費が少なく健康で快適に住まえる温熱環境、大きな地震に耐えることがてきる耐震性、それらを備える住宅を建てることができるコスト面、このバランスが上手くとれていると思います。

これらは住宅にとってすべて大事な要素です。どれも欠くことはできません。
自然災害が本当に身近にあるなかで、バランスのいい家づくりを進めていくことが、住宅設計に携わるものとして使命と感じています。

今回も時間をじっくり掛けたおかげで、かなりいい計画となりました。

これから工事が進んで形になるのが本当に楽しみです。
この工事の進捗状況もまたあげていきたいと思っています。