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住宅性能向上リフォーム (耐震、断熱、劣化向上)
三島市大宮町編

  • ご家族数 5人
  • 築年数40年一部鉄骨構造住宅2階建て
  • 家の大きさ  187.28㎡  56.53坪
  • 工事費  2500万円(税込み)

工事概要

  • 一部鉄骨木造住宅を屋根以外をスケルトン(柱と梁の骨組み)状態に解体し耐震補強をかけながら骨組み以外を全て新しくする。
  • 外壁の解体 サッシュの交換 床、壁、天井を全て新規に交換

工事の進行

インスペクション(建物検査)の実施

建物全体の劣化状態の把握(床下、天井裏目視、 躯体の腐れ、シロアリ 等)

今日は住宅リフォームの中でも断熱性や耐震性など建物の性能を上げるリフォーム「性能向上リフォーム」についてレポートしようと思います。

まずは施主様から最初のご依頼は、
「築40年以上の家を耐震性と断熱性を上げてリフォームしたい。」というものでした。

具体的には古い家のほぼ骨組みだけを残し、耐震性や断熱性を高める工事の依頼です。
骨組みだけを残すのでスケルトン状態にすると言います。

こういう工事の場合まず最初にしなければならないことは現状の家の構造などの調査です。

古い家の場合、どうしても劣化や腐れなどの症状があります。
そのような家の症状をいろいろな検査によって確認します。

最近、既存住宅改修や中古住宅の売買などに関わる言葉でよく聞く言葉に「インスペクション」という言葉があります。
直訳すると「調査、検査、視察、査察などを意味を持つ英単語。」になりますが、要は住宅の設計・施工に詳しい専門家が、住宅の劣化状況、欠陥の有無などを診断する事。

「ホームインスペクション(住宅診断)」ともいいます。

最近中古住宅流通の新聞記事にインスペクションの事が書いてありました。

これは資格制度ですが、主な役割は「既存住宅の住宅のコンディションを把握し、補修の必要性や方法についてアドバイスすること」です。

検査の項目はいろいろありますが、今回は主に耐震や断熱性、耐久性について調べることが必要になります。

その方法で一番わかり易い方法は家の床下に入り床の断熱性や劣化の程度。
シロアリ被害があるかどうかの検査と天井裏に入り同じく断熱性能や劣化などの状態を確認することです。

まずは床下の状態の中を覗いてみたいと思います。

床下にはこんな装備で入ります。(写真は私です。)

床下へ続く点検口から入ります。
やはり少し緊張しますね。
大きなゴキブリなど昆虫が出ることもあります。

入って気になったのは少し湿気が多いかな?
換気口がもう少し大きければと思いました。

ただ土台などの腐りなどはないようです。
ドライバーなどを刺しながら確認します。(腐っているとズブと入るか?柔らかい感触があります)

床下の構造は

やはりありました。

蟻道といって白蟻の巣兼通り道。
これがあると白蟻の駆除が必要になります。

幸い完全に食べられてはいないようです。
今回の工事は土台以外は全て交換するので、白蟻の被害が土台以外であれば問題ないですが、万が一土台の被害がひどければ交換工事が必要になります。


大引などを支えている束が倒れそうなのは気になりました。
今回の工事でこのあたりは交換するので問題ないです。

この家には床断熱材がないことがわかりました。
築40年以上なので当時はあまり断熱工事は力をいれていなかったかもしれません。
寒かったと思います。

床断熱材が入っている場所は最近リフォームした部屋です。
これなら問題ないですね。

今回の床下へ入らせていただいていろいろな事がわかりました。

今度は天井裏に入り、状態を見たいと思います。
屋根裏のは押入れなどにある点検口から入ります。

屋根の構造は。
一般的な木造住宅なので桁の上に垂木や母屋、小屋束などで屋根を支えます。
このあたりは今も昔も変わりません。

屋根裏の移動は構造の梁や桁を歩きます。
万が一そこから踏み外すと天井に足を突っ込んでしまうので要注意です。

屋根部分の野地板とフェルトが見えます。フェルトとは防水紙です。

天井の断熱材がある所とない所があります。
この家は過去に増築をしているので増築している部分は天井断熱材がしてあります。
40年前の部分は断熱材がありませんでした。

そして断熱材の種類が違うのは、増築工事をした際、施主様がご自身で断熱材を入れたそうです。

検査後

天井の断熱状態で気になったのはやはり断熱材が入っていない所があることでした。

天井部分は断熱材がないと夏などは太陽の熱が直接部屋の中に入りますし、冬は反対に冷たい冷気が入ってきます。

夏の屋根の温度は場合によっては60℃以上にもなります。
過去の工事の屋根の温度分布が分かる赤外線写真より一番温度が高い場所は63.8℃

このような状態ではいくらエアコンやストーブを駆使してもなかなか快適温度にはならず、天井と床との温度差も出来てしまいます。
今回の工事では断熱材は充填し直すのでかなり温度環境は良くなります。

性能向上リフォーム工事を進めている三島市大宮町の現場は床下、天井などの箇所の検査の後、今度は間取りや内装工事のイメージを聞きます。

まずは現状から
外観は以前は店舗だったらしく家の正面には看板を付けるような壁があります。

外壁は以前の家はみんなそうでしたが、モルタル下地塗装仕上げといって左官屋さんがモルタルというセメントと砂を混ぜた材料で外壁を塗りました。

外壁の重量が重くなるモルタル下地塗装仕上げ構造

ただこの工法は、防火的にはいいのですが外壁部分が重たくなる傾向があります。
重たくなると耐震的に不利になるので、当社で新築時にも採用しているダブル断熱工法を採用します。

この方法であれば外壁の重量をかなり軽くすることが出来ます。

ダブル断熱工法

屋根に関しては以前、重たい瓦仕様から軽いガルバリウム鋼板仕様にしてくれてますので耐震性はかなり有利になっていると思います。

今日は窓についてです。

家の断熱性能を考えた場合、窓の性能を考えることはとても重要です。
一般的に一軒の住宅における熱損失の割合は、各部位の表面積とその部分の熱の通りやすさで決まるといわれています。

窓・扉といった開口部は家全体の外皮(家の外に面した部分の面積)面積の25%程しかない場合でも、熱の損失量は壁面の約2.5倍になっているそうです。

「新省エネ基準」に対応した一般的な木造住宅でも、開口部の熱の通りやすさは壁面の10倍近くで、窓の断熱性能は他の部位に比べて極めて低いのです。
窓の断熱化を考えることは住宅の断熱化においてもっとも有効な方法です。
では三島市の家の窓の状態を見てみましょう。

今ではなつかしいアルミ製品の窓で硝子は単板(一枚)硝子です。
単板ガラスと複層ガラスでは明らかに断熱性能が違います。
複層ガラスの場合硝子と硝子の間に空気層があり夏冬の暑さ、寒さの熱の侵入を抑制します。

下の写真の色の違いは夏など外が暑い場合の熱の侵入を赤外線カメラで撮ったものです。単板ガラスの方が赤くなり熱の侵入を多く許しています。


(日本は戦後の高度成長時代に大量の住宅を建てることを余儀なくされたため日本の気候の高温多湿に対応するためにアルミサッシュの窓が爆発的に普及しました。
ただ、当時はその方向は間違っていなかったと思いますが、家の断熱環境を考えた場合は寒い家は当たり前になってしまいました。
アルミサッシュを主流にした家は確か日本だけだと思います。)

今回の工事では窓はほぼ全交換になります。

採用した窓は、「リクシルサーモスL」

アルミと樹脂の複合で断熱性と耐候性両方の性能を供えています。
ピンク色の部分が樹脂部分でグレーの部分がアルミです。
アルミの部分で雨や湿気から家を守り、樹脂の部分で冷たい冷気や夏や高温の侵入を防ぎ、結露しにくい構造になっています。

もちろん硝子はペアガラスのLow-E硝子。
Low-E硝子は遮熱型と断熱型がありやはり夏冬に暑さや寒さの侵入を制限します。

先にも言いましたが窓の性能が家の断熱性能に大きく影響します。

築40年以上の三島市大宮町の家の性能向上リフォームの施主様希望は老朽化したキッチンやトイレ洗面などの設備の新規交換と既存の家の耐震性と断熱性の向上です。

前回は既存の窓の性能の話を書きました。
そして冬の寒い空気、夏の熱い空気の侵入場所は窓以外に玄関ドアがあります。

玄関は人が通り常に開け閉めします。
その為空気の入れ替わりが激しい場所です。
そして空気と一緒に湿気も入りやすいので結露もしやすい場所です。

その為窓と同じくドアの性能も考慮する必要があります。
その注意点を主にサッシメーカーのカタログからの抜粋でまとめてみました。
ドアの断熱仕様はKなんとか?で比較することが出来ますが、ドアの構造による断熱性の違いで、K4~K1.5で表されます。

リクシルのホームページより

アルミ仕様からK1.5高断熱仕様までK値が下がるほうが断熱性能が高いです。
ドアの構造内容は

一般 =標準枠+一般構造+合わせガラス
K4 =標準枠+断熱構造+複層ガラス
K3 =ドライ枠+断熱構造+複層ガラス
K2 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス
K1.5 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス(ガス入り)

K3~K1.5のドライ枠とは、ドアのアルミ製の枠の部分を室内側と屋外側に分離し、断熱樹脂によってつないだもので、枠の結露を大幅に抑えてくれるのだそうです。

主に採用している地域はメーカーのホームページには

K4  関東以南の比較的暖かい地域
K3  寒冷地をのぞく比較的寒い地域
K2  北海道や東北地方など寒冷地
K1.5   〃

と書いていました。
この中にアルミ枠については書いていなかったですがやはりアルミ枠は熱が伝わりやすいく断熱性が低く結露もし易いので安価で採用はされやすいですが、玄関ドアの性能を考えた場合はメーカーも積極的ではないのかな?
と思いました。
最初書いたように玄関は人の出入りが激しく空気が常に入れ替わり結露もしやすい場所なので断熱性を考慮して選ばれたほうがいいと思います。

後はドアのデザインかな。
好みのデザインのドアを選択されればと思います。

ネット上でリクシルのホームページ画像に人の着るものとして比較してある面白くてわかりやすい画像がありましたので載せておきます。

この工事では構造部分や外装部分だけでなく内装や設備機器の交換もします。この家は40年前以上に建てられた家なので構造はもちろん内装も設備もかなり経年劣化が進んでいます。内装や設備は性能を良くするというよりは施主様の希望や嗜好や好みによって決まって来ます。

施主様の新規家へのご要望(内装 設備)

  1. 家の内装は自然素材を使いたい。
    希望としては無垢の床、漆喰などの塗壁の採用、無垢の腰壁など
  2. 部屋全体をバリアフリーとし段差をなくしたい。
  3. 設備は豪華さより機能優先。特にお風呂は単体で断熱性能が高い、暖かい物にしたい。

などでした。

既存の状態
昭和を感じさせる内装

段差のある部屋間の床(玄関からリビングへ)

時代を感じさせるお風呂やトイレ  タイル張りで寒そ~

完成時のイメージ内装(当社の新築オーナー宅より)

今回、無垢の床はパイン材を希望され、壁は漆喰です。
和室の天井は杉板の無垢を採用の予定です。
設備はリクシル製品の予定です。
完成が楽しみですね。

ここからいよいよ工事編です。
まずは仮設足場を組み解体工事から始めます。
この家のもう一つの特徴は混構造といい鉄骨造と木造が一緒になった構造です。
かつて鉄骨部分は店舗(ハチミツ屋さん)だったらしくその部分は鉄骨になっています。

店舗部分の鉄骨部分には天井も壁も一部床も断熱材は一切入っていなかったです。
これでは生活していてかなり寒かったのではないでしょうか?

この家は耐震性能を上げるため外壁も剥がして撤去します。
既存壁はモルタル壁のためかなり重たいので工事後は軽い材料を使い軽量化します。
外壁や屋根などの軽量化は家の耐震性を上げるために有効です。
お風呂部分です。昔はコンクリートブロックが覆っていました。
腐りなど劣化対策とは思いますが、大地震の時はブロックが万が一崩れたらかなり危険です。
これは今回の解体工事で全て撤去しました。


解体工事は既存の家を痛めないように慎重に進めます。
どこを壊してどこを生かすか?
見極めが大切です。

解体工事は家のどこを改善するかによって解体する場所が違ってきたりします。
この家の場合は耐震と断熱向上なのでそれを考えて解体します。

解体後


まずは必要な場所に基礎をつくります。
今回はユニットバスを採用するのでそれ用の基礎です。
工事はその後、大工さんが入って木工事になります。床下地用の材料がごっそり入ってきました。
改修部分の床は基本的に全て下地を交換する予定です。
床の下地組
今回は床の強度、断熱性、気密を保つ為に床はネダ工法ではなく、大引格子組工法を採用しました。

床の断熱工事です。

今回は改修工事と言うこともありFPコーポレーションのウレタン断熱材ラクティーを採用しました。
この断熱材の特徴は断熱性能はもとより、下地に密着するパッキンが付いていてお部屋の気密性(隙間風)の軽減が図られ、床下地面からの湿気止効果もありグラスウールにありがちな断熱材の垂れ下がりなどもおこりません。

床下のグラスウールの垂れ下がり(過去工事現場より)

今回の工事でこの家の弱点を見つけました。
雨漏りと2階の床の強度不足です。

雨漏り部分。 シミの後がそうです。
ほっておくと内部を腐らせます。

2階床の強度不足。
床を支える梁が途中からなぜか?細くなっています。
地震時に非常に危険です。

雨漏り部分はも2階床強度不足も工事の進行に合わせ補修し直していきます。

古い家は今と法律が違ったり、工法や認識が違ったりして今の基準に合わない部分も出てきます。
そういう部分は出来る限り直していきます。
内部といっしょに外部も進行していきます。
採用している外壁下地材は「ハイベストウッド」と言います。
一般的な筋交いとの違いは地震が発生した時、地震力を面で吸収するため効率よく地震力を分散し、家への負担を軽くすることで耐震性を上げています。
後、通気性が高いため室内に発生した湿気例えばキッチンからの湿気や外から侵入した湿気などを効率よく外へ排出します。

この「ハイベストウッド」を貼った後に当社の場合は外張り断熱材を貼ります。
この断熱材は分かりやすく言えば「魔法びん」のように冬の寒さや夏の暑さから室内の温熱環境を保ちます。

(魔法びんという言い方も最近は死語になりつつありますが)
外張り断熱を貼り窓まわりを防水の為のコーキングを施工する。

この工法は前にも書きましたが、当社が採用しているダブル断熱の外側部分です。

この外張り断熱の施工の後は仕上げをかけることになります。
内外部の下地を作りながら断熱材を充填します。
家の断熱性能の向上は室温を寒暖の差を縮める為快適に過ごすことが出来ます。
今回、施工した断熱工法はセルロースファイバー充填。
新築と違ってリフォームや改修工事ではセルロースファイバー施工は難しいです。
と言うのは基本的に既存の内壁や天井を全て剥がさなければならないので全面改修になってしまい。
施主様に引っ越しやエリア分け工事などの協力をしていただく必要があるからです。

セルロースファイバー断熱工事は今はだいぶ一般的になってきましたが当社が標準採用し始めた10年ぐらい前はあまり知られていなかったです。
まずはセルロースファイバーの原料は古新聞を粉砕したチップ材

この原料にホウ酸を混入させます。
ホウ酸はホウ酸だんごでもおなじみの害虫駆除用に使われます。
その他、眼科などで洗眼にも使われるので基本的に人には無害の薬剤です。

アメリカでは昔から採用されてますが日本にも近年普及されている断熱工法です。
アメリカのアニメおさるのジョージでも出てきます。
寒さ対策でしょうね。

今回セルロースファイバー断熱材を採用しました。


お部屋がどんな快適な温熱環境になるかが楽しみです。

大工さんが一次工事の最後に行った工事は耐震壁工事です。
この工事の耐震工事は既存の家の耐震診断を行った後耐震壁にする位置を決めその箇所に構造用合板を貼っていきます。
今回内装用の耐震ボードはダイライトMUを採用しました。

耐震壁を貼る

木工事完了後は余った材料を整理し次の職人さんの塗装屋さんと左官屋さんに渡します。

キッチンのバックヤード部分です。
冷蔵庫置場と今お持ちの食器棚の設置場所です。
塗装をした後引出を作成します。

リビングに本棚を作成しました。

外部も一部足場を取りました。

室内壁仕上げ工事

工事はすでに完了している部分もありますが、左官屋さんが室内の天井と壁を漆喰で塗っていました。


一般的に室内の天井や壁はビニールクロスなどで仕上げますが当社の場合は漆喰や珪藻土で仕上げる場合が多いです。

その理由は漆喰や珪藻土は部屋の湿気を調整する調湿効果や生活していて感じる臭いも取ってくれる効果があります。
それと漆喰などは通気性があるので当社の断熱材である壁内のセルロースファイバーの調湿効果をビニールクロスと違って妨げない効果もあります。
外壁も左官屋さんが仕上げていきます。

外壁は塗壁で仕上げます。
左官仕上げは一般的にモルタルというセメント系の下地材に塗るため、ヒビが入りやすいと思われがちですが、当社の場合は、ダブル断熱工法の外張り断熱材に塗ることによりヒビ割れは入りにくくなっています。

仕上がると

三島市大宮町の耐震性と断熱性の性能を上げるリフォームは1期工事が完了しました。

完成後は

リビングダイニング

ビフォアー

工事前は窓サッシュは単板ガラスのアルミ枠でしたが、アルミと樹脂の複合サッシュ、Low-E 複層ガラスに変更しました。
これで窓からの熱の出入りが制限されお部屋の温度環境が快適になると思います。

アフター

キッチン

ガスからIHクッキングヒーターに変更。
収納も多めに取りました。

ビフォアー

アフター


トイレ、洗面所、お風呂

ビフォアー

アフター

洗面所は収納を多くしました。

トイレはタンクレスにお風呂は断熱性の高いユニットバスに寒い冬も暖かく過ごせます。
トイレの隣には人寄せが多いのでお客さん用の手洗を作りました。

収納類

納戸
約3畳分を納戸にし収納を増やしました。

リビングの収納

これからいよいよ2期工事です。

まずは解体工事

家の耐震性能を上げるためにはいろいろ方法がありますが、今回は既存の外壁を剥がし骨組み状態(スケルトン)にして、下地に耐震用の構造用合板を張ります。
既存の外壁はモルタルと言って壁の種類の中ではかなり重量があるため、これを剥がし家自体の自重を軽くすることは地震時にかかる家への負荷を減らすため、これだけでも耐震化になります。

家の部屋側から断熱材を充填するので、内壁も全て撤去します。

外壁、内壁とも撤去完了しました。
骨組みになりいよいよ大工さんが入って内装を仕上げていきます。

耐震工事の基本はこれらの骨組みの柱、梁、桁、などをどのように緊結して地震に対抗させるかになります。
そのために有効なのは金物補強です。
金物補強とは耐震金物で柱と梁や梁同士、桁と柱などをビスで緊結させます。


そして金物だけでなく構造用合板などを使って梁、柱などを一体化させる補強法もあります。

この事例の構造用合板はダイケン「ダイライトMU」

この家の場合は制振装置も併用しました。

内装工事と並行して外部の下地工事も進めていきます。
以前何回か触れていますが、当社の場合、家の断熱性を上げるために外張り断熱工事を新築工事でも推奨しています。

ここで簡単ですが外張り断熱について解説しようと思います。

この白いボードが外張り断熱です。
発泡スチロールのようですがEPS断熱材と言います。

魔法瓶のように室内の熱を逃しません。
(妻の実家にあった昭和の魔法瓶)

外張り断熱のイメージ

断熱材には壁の中に入れる充填断熱と外部に貼る外張り断熱があります。

充填断熱にはグラスウールや羊毛や吹付けウレタン断熱などがありますが、当社の場合は「セルロースファイバー」が標準採用です。

セルロースファイバー

今回外張り断熱の重要性をお知らせするのにある事象を紹介します。
それは当社の社屋で起こったある寒い朝におこった現象。

壁が白っぽい筋がまだらになっています。
これは別に怪奇現象ではないです。

建物の柱や梁の骨組みがレントゲン写真のようにすいているように見えています。

近づいてよく見ると白っぽい所は乾いています。

なぜ骨組み部分が乾いているかというと壁の中の充填断熱がある部分は熱が止まっていますが、柱など骨組み部分から室内の熱が外部に逃げているからです。

この熱の外部への放出を止めるのは外張り断熱です。

外張り断熱は部屋内部からの熱損出を防ぐので室内の快適性や省エネにはとても有効だと思います。
私も外張り断熱工事の必要性は感じていながらこの事象を見るまでは静岡のような温暖な地域で外張り断熱は必要なのか?と内心感じていたこともありました。
ただ実際に自分たちの社屋でこの現象を確認して必要性を実感しました。

三島市大宮町の家の工事前工事後の違いをお知らせします。

古い玄関部分はシューズクロークを作ることにより靴屋その他の収納スペースを確保しました。

階段部分です。前の階段のイメージはそのままに踏み板部分を踏み心地がいいパイン材としました。


廊下の隅はワンちゃんのお休みの場、キズが付きにくく、汚しても拭ける素材にしました。


和室は古い昭和の和室からナチュラルな素材に変えました。
天井は杉材に建具はパイン材です。

リビングは床と腰壁はパイン材に壁は漆喰仕上げです。
大きな南側の窓は明るい光とやさしい南風が入ってきます。


古いキッチンは収納も少なく狭かったそうです。
収納場所はキッチン以外に納戸を設置し収納力を広げました。

 

キッチンの場所は配置替えをし、洗面所の隣に。
家事動線が近くなり、家事がはかどります。

 


寒くて冷たかったお風呂はユニットバスに交換しました。


 

以前トイレ、洗面所は近くにありましたが、今回は離しました。
よくお客さんが来る家なのでプライバシーを考えた間取り変更です。
お客さんがトイレを使う時に使う手洗水栓を作りました。

 

二世帯部分の二階の部屋も思い切って変更しました。
収納に工夫しお部屋の素材を床のパイン材と漆喰壁に統一しました。

 

 

二階の寝室の内装も同じ素材に統一しました。
壁はパイン材、腰壁と天井は杉材です。

 

二階の設備機器も新しく交換しました。

 

 

外観も形は変わりませんが仕上げは一新。
耐震性能、断熱性能、劣化対策も完了したのでこれからも安心して暮らせます。

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