以前スタッフブログ【収納】にて収納場所と収納内部のつくりについて触れましたが、
今回はその収納の中身について…
中身までは詳細すぎてプランニングの時点では考えられないと思わず、物があふれずスッキリとした暮らしを手に入れるためにはここをしっかりとおさえておきましょう!
収納スペースがあっても、しまいこんで必要なときにすぐ取り出せなければ収納した意味がありません。
どこにどのくらいの高さや幅・奥行きの収納スペースがあると使いやすいのかを考えてプランニングをしていきましょう。
そこで、最も皆さんが困っていると放って置くとたまるお便りなどの書類の保管の観点から収納についてをお話したいと思います。
皆さんはどのように管理をされていますか?
・幼稚園・学校・児童クラブからのお便り(兄弟分)
・習い事
・町内に関するもの
・住宅関係の書類・税金・保険・給料明細など
・電化製品の取扱説明書
・領収証・公共料金の通知書
・文房具 他…
何かとたくさんあるものです。
*写真(イエマガ参照)
紙類の整理が得意でない私は、いつも書類を探しあてるのに時間が掛かってしまっています。
住宅関係の書類・取扱説明書は長期保存をするものなので、分類と何の書類かをわかりやすく明記して収納していると取り出す際に、全部をひっくり返すことなく探し出せます。
他の郵送物やお便りなどは家に届いた際に整理をしないと、どんどん増えて数日前のものは埋もれていくのでうっかり提出し忘れたりなんてことに…そうならないためにはここは頑張りどころということがわかりますね。その少しの時間も取れない時は、後でここだけを見直せばいい一時置きを作っておくといいそうですよ。
幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校など兄弟がそれぞれ通っているとその分プリント類も増えてきます。
上手に管理するためには、みんなが目につく毎日通る場所に掲示することと、書類の保管期間ごとや家族ごとに分類し、みんなで共有できるように保管すること。
重ねてしまうと見つける時間もかかりますし、見落とすこともあります。閲覧頻度の低いものはポケットホルダー式のファイルに入れたり、すぐ使うものはクリアファイルに種類別に入れるなど、保管の仕方はそれぞれやりやすい方法を見つけましょう。クリアファイルにラベルで分類すると次からは入れるだけでいいので便利だそうですよ。
さぁ、書類の管理の仕方がわかりました。
次はその情報をまとめる場所をどこにするかです。
書類収納は 管理する人ごとに分ける・使用頻度・期間によって分け、家族が毎日目にする場所に掲示したり、収納する場所に配置する。
毎日のことですから、場所決めは何度もシミュレーションしてからにしましょう。
キッチンやダイニング横のデスクまわりが使いやすそうです。下記にナチュラルアスカの家のオーナー様邸の施工例を掲載しています。図のように動線をシミュレーションをしてみると参考になると思います。
【参考施工例】 静岡市上伝馬S様邸
成長に合わせて掲示する高さも変えられるように考慮すると、お子さんが小さいうちから自分で見る習慣を身に着けられそうです。
自然とお互いに提出物やスケジュールを伝えやすい環境になるよう、朝や寝る前などに必ず通る動線上にあったらいいですね。
ここをしっかり押さえておくと、書類が溜まる・探すのが大変といったストレスからも解放されますよ。
しっかり分けて、頭の中もすっきりすれば、スケジュール管理も家の中も完璧になりそう!