ナチュラルアスカの家

東日本大震災を振り返る1 (2016.1月)

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は2018月3月11日 2011年に発生した東日本大震災からちょうど7年が経ちました。
この震災を経験した誰もがこの日は忘れることが出来ないと思います。

自分もちょうど7年前の午後2時46分ちょうど駐車場にいた時、アスファルトの駐車場が
地震発生の瞬間波打つのを見ました。
あまりの凄さにびっくりはしましたが、まだ東北地方で未曾有の津波が発生していたとは
想像だにしませんでした。

その地震や津波などに巻き込まれ約2万人近い人が亡くなったり行方不明になってしまったそうです。
新聞では死者1万5895人行方不明者は2539人と書いてありました。
まずは亡くなった方たちにあらためて哀悼の意を表し、お悔やみを申したいと思います。

そんな思いもありましたが、この震災を思い出す意味も込めまして自分なりに経験した
震災後の福島県いわき市に2016年に行った時の事を振り返りたいと思います。

以前のブログでも何回か書いていますが、改めて振り返り地域の防災や自分が今行っている
家の耐震化についての合わせて書きたいと思います。

私は2016年に3回いわき市周辺に行っています。
普段多忙にしていますので、残念ながら3回とも自分の楽しみの為の旅行ではありません。
2016年1月5月11月と行っていますが1月はクリナップのいわき工場見学、5月は建材メーカーのセミナー
11月はJBNという工務店団体の講演会という全て仕事絡みのいわき行きでした。

ただ、一年に3回という偶然にしても偶然が重なったので何か天の声が自分に目ざめよというような
啓示を与えてくれたような気がして参加しました。(思い込みが激しいでしょうか?)

ただそれは回を重ねるごとにいろいろな意味で考えさせられました。
それは少しずつ書こうと思います。

最初の2016年1月のクリナップいわき工場見学はもう震災から5年経っていたこともあり
確かに震災後の復興なども見たいという思いはありましたが、頭は半分は観光でした。

行きのバスの中でもクリナップ担当の人たちは震災というよりは少し前に話題になった
映画「フラガール」の話やDVDなどでバスの中を盛り上げてくれました。
おそらく私達工務店はクリナップにとってはお客さんなのでそんな接待もあり楽しい時間に
してくれたと思います。

一日目はそんな楽しさの中で過ごさせてくれ、「フラガール」発祥の地の「常磐ハワイアンセンター」
などにも宿泊させてくれたのでとても楽しい時間でした。

二日目はこれもクリナップのはからいと思いますが、震災の復興の場所に案内してくれました。
いわき市の塩屋崎灯台と周辺の豊間・薄磯地区です。
この豊間・薄磯地区はもともとは海辺近くで海水浴場としても有名な場所らしいです。

震災前の豊間・薄磯(ネットより)

震災後の豊間・薄磯(ネットより)

2016年1月当時の豊間・薄磯

(バスの移動中、クリナップの担当者が「今通っている道の5m下にかつての町がありました」

という言葉が印象的でした。

お土産を買いに塩屋崎灯台へ震災時この先から津波が

お土産屋さんの山六水産内に津波の記録の写真があります。

途中に災害公営住宅を見ました。

その後アクアマリンふくしまに行きました。震災に関する展示がありました。

アクアマリンふくしまから海を見る。
穏やかな海から黒い津波が来ることが信じられない。

次回は2016年5月の福島県の話をします。