ナチュラルアスカの家

ナチュラルアスカの家の内装やインテリアをカテゴリー分けしてみました。1

STORY

 こんにちはアスカ工務店遠藤です。

ナチュラルアスカの家 内装バリエーションについて書こうと思います。

ナチュラルアスカの家の外装、内装のイメージに決まったスタイルはありません。

当社が、ナチュラルアスカの家を建て始めた10年程前に「自然素材を使った南仏プロバンス風の家」
を一つのテイストとしていました。

当時のオーナー様たちがそのイメージに好感をもっていただいて、内装の自然素材とダブル断熱工法の
ミックスで建てられました。

最近では「南仏プロバンス風の家」というジャンル分けは一般的には定着していますが、
今もナチュラルアスカの家のベースになっています。

家の外観や内装のイメージは間取りのご希望を聞き取りしご提案する際、お客様の趣味嗜好などをお聞きしたり、
過去の当社の家の施工事例を見ていていただきながら決めていきます。

当社で建てられたオーナー様の家の内装やインテリアを8つにカテゴリー分けしてみました。

1.ナチュラルアンティーク
2.ナチュラルカントリー
3.ナチュラルフレンチ
4.ナチュラルモダン
5.ナチュラル和モダン
6.ヴィンテージモダン
7.ラスティックモダン
8.レトロモダン

今回この8つ中の4つのカテゴリーの解説をしてみようと思います。

1.ナチュラルアンティーク

アンティークとは、100年以上の前の家具や道具、衣類やアクセサリーなどで美術的な価値の高いものをいいます。
ただ、当時は何でも壊れたから買い換えるという今とは違って、しっかりしたものを職人仕事で造って、壊れたら
直して何代でも使っていくことが当たり前だったと思いますから、日常的なものでも価値が高いものが多かったと思います。

写真の内装イメージは、その使い込まれた要素を家のインテリアで表現する為に天井の梁、パイン無垢床材、ドア、
家具などをダークブラウン色に塗装し懐古的な落ち着いたイメージにしました。
照明器具やアイアン飾り、アンティークガラスなどをポイントで使うことによりアンティーク風なイメージを表現しています。

2.ナチュラルカントリー

カントリーというイメージには、イギリス貴族の流れを組むイングリッシュカントリー、
南仏プロヴァンス地方のフレンチカントリーなどのヨーロッパ系と、アーリーアメリカなどのアメリカ系があります。
これらに共通しているのは、のどかな自然に囲まれた田舎暮らしというイメージです。
(写真の内装イメージではどちらかというとアーリーアメリカン調になります。)

写真の内装イメージは床や壁などにパイン材を使い、クリアー塗装をし、素材の質感を生かし、大胆な木目なども出し仕上げをします。
清潔感のあるホワイト漆喰にクリアー仕上げのパイン材の床は見ためにも優しく、素足で踏んだ感触も柔らかいです。

3.ナチュラルフレンチ

ナチュラルフレンチのイメージはナチュラルカントリーと同じのどかな自然に囲まれた田舎暮らしというイメージで
共通点も多いですが、ナチュラルカントリーがアーリーアメリカン調であればナチュラルフレンチは
南仏プロヴァンス地方の明るく温かいイメージです。

写真の内装イメージは床、お部屋のベースとなる壁の色をホワイト漆喰で統一し、床のパインの無垢材と
天井の表しの梁ともブラウンの色で木目を薄く出すように着色しました。
その他の色使いパインの腰壁をグリーン調の塗料で塗りつぶし、ブルーのタイルでさり気なく地中海色を
出しています。
開口部などを緩やかなアールで囲みガラスブロックやアンティーク風の窓で優しさを表現しています。

4.ナチュラルモダン

モダンスタイルというとスタイリッシュで無機的なシンプルモダンスタイルを想像しますが、
ナチュラルモダンとはモダンスタイルに無垢の床や漆器壁などの自然素材を組み合わせました。
ナチュラル部分とモダン部分をうまく共有させてシンプルなデザインの中に自然素材の色や触った感触などの
やさしさを組み入れています。

写真の内装イメージは床は無垢の樺材、壁はホワイト漆喰で仕上げています。
樺材はパイン材とは違い、木目が少なく見立ちにくい。そしてパインに比べて木の繊維がギュッと
詰まった感じで硬いです。
ドアなども木目が少ないものを選び床の樺材の淡い色合いに合わせました。強い自己主張はないですが、
生活への安心感を感じます。

次回は下記について書こうと思います。

5.ナチュラル和モダン
6.ヴィンテージモダン
7.ラスティックモダン
8.レトロモダン