ナチュラルアスカの家

木造軸組模型をつくりました

STORY

こんにちは。アスカ工務店の中村です。

木造の軸組模型を1/50スケールでつくってみました。

軸組なので外壁、屋根を施工する前のスケルトン状態になっています。
工事の工程的には上棟後すぐの段階でしょうか。
実際は外からはすぐに見えなくなってしまうものかと思います。

建築模型は学生時代から設計講義や設計事務所のアルバイトでも制作していましたが、軸組模型自体は初めてでした。
住宅の完成模型や白模型と比べて、極端な話0.1mm単位の差のズレも大きくみえてなかなか苦戦しました…

最近ではCGなどで立体感を表現することが多いですが(実際僕もよく外観・内観パース、鳥瞰図をCGでつくります)、
模型はまた違う良さがあって、建築のボリューム感を把握しやすく、CGでありがちの誇張し過ぎた表現を抑えることができます。

今回のものは以前当社で施工させていただいた物件で、柱や梁のサイズも縮尺1/50になるように極力合わせました。
耐震等級1(建築基準法)になります。

これからの打ち合わせでも、木造の骨組みなどご説明するのに役に立てばいいなと思っています。

建物の規模、耐震等級、構造計算の有無で梁の大きさや筋交いの量が変わってくるので、これらを比較できるようにまたつくっていきたいです。
労働時間外での制作ですので時間はかかってしまいますが…

事務所にお越しいただいた際は、是非ご覧になってください。