ナチュラルアスカの家

「家のプランニング(間取り)の進め方」8 展開図の重要性

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は以前進めていたブログで途中で中断していたタイトルのものが
あるので、その続きを書こうと思います。
それは「家のプランニング(間取り)の進め方」です。
去年の中頃より中断していました。
自分としては家づくりを進める上で「家づくりライフプラン」「資金計画」の
資金の次に大事な項目だと思っていますので、続けたいと思います。
前回までは何回も打ち合わせして書き直して吟味した1/100の縮尺のプランを
倍率を1/50に上げより詳しく細部まで書き込み検討するという話を書いたと思います。
そしてその際、平面図だけでなく展開図も併用して書いていきます。
この展開図はそれぞれの部屋を輪切りにして東西南北書いていきます。
分かりづらいので例を書きます。
玄関部分の平面図です。

拡大してみます。

この家の玄関は玄関ドアを開けて入るとすぐ右にシューズクロークがあります。
シューズクロークとはオープンになりがちな家族の靴を別部屋のように仕切ります。
仕切ることでお客さんなどが玄関から入ると靴が見えなく乱雑になりがちな玄関先が
スッキリ見せることが出来ます。

仕切り先の玄関クロークでは大容量の棚あるので、たくさんの靴が収納できます。
コート掛けなどとも併用できますし、工夫次第で靴以外の物も収納可能です。
展開図で書くと

拡大すると。 まずは詳細平面図

展開図1

完成後の実際の写真は



展開図2

完成後の実際の写真は


部屋を輪切りにした展開図を書く事のメリットは?(必要性は?)
各方向の高さ(窓や入口、棚など)や空間の広さや奥行きなどがかなり実際に近いものが
分かるので、完成後、引っ越しして実生活に入った場合に想像していた事などの
食い違いが生じにくい。
(ここは想像と違った~ などが少ない。)
自分たちが想像している空間と平面図や展開図とのすり合わせは時間がかかりますが
理想とする家を完成させるためにぜひ完成させていただきたいです。