ナチュラルアスカの家

性能向上リフォーム(三島市大宮町)屋根裏検査

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日も三島市大宮町の性能向上リフォームの現場です。
前回は床下の状態のレポートでした。
今回は屋根裏の状態を見たいと思います。
屋根裏のは押入れなどにある点検口から入ります。
屋根の構造は。
一般的な木造住宅なので桁の上に垂木や母屋、小屋束などで屋根を支えます。
このあたりは今も昔も変わりません。

屋根裏の移動は構造の梁や桁を歩きます。
万が一そこから踏み外すと天井に足を突っ込んでしまうので要注意です。
屋根部分の野地板とフェルトが見えます。フェルトとは防水紙です。

天井の断熱材がある所とない所があります。
この家は過去に増築をしているので増築している部分は天井断熱材がしてあります。
40年前の部分は断熱材がありませんでした。



そして断熱材の種類が違うのは、増築工事をした際、お施主様がご自身で
断熱材を入れたそうです。
検査後
天井の断熱状態で気になったのはやはり断熱材が入っていない所があることでした。
天井部分は断熱材がないと夏などは太陽の熱が直接部屋の中に入りますし
冬は反対に冷たい冷気が入ってきます。
夏の屋根の温度は場合によっては60℃以上にもなります。
過去の工事の屋根の温度分布が分かる赤外線写真より
一番温度が高い場所は63.8℃


このような状態ではいくらエアコンやストーブを駆使しても
なかなか快適温度にはならず、天井と床との温度差も出来てしまいます。
今回の工事では断熱材は充填し直すのでかなり温度環境は良くなります。