ナチュラルアスカの家

アウターシェードを設置しました。

STORY

こんにちは。アスカ工務店の中村です。
富士市柚木の現場では、最後の工事で2F南面の掃き出し窓にアウターシェードを設置しました。

寒さ対策として家をしっかり断熱する。
この重要性は冬の室内環境を快適にする、健康的に住まう、エネルギー消費を少なくする等を理由にだいぶ認識されてきています。
ただこれと同時に考えなくてはいけないのが夏の暑さへの対策です。
家の断熱性を高め、室内の熱を外に逃がさないというのは、夏の気候では不利になることもあります。
夏期の室内環境をやわらげるためには日射を遮る工夫が必要です。
夏に窓から入ってくる熱は全体の約75%を占めます。これを減らさないと室温は上がる一方ですし、エアコンの負担も大きくなります。
日射遮蔽に効果的なものとして、庇、すだれや外付ブラインド等がありますが、今回はその中でも比較的安価に設置でき、外観的に
綺麗に納まるアウターシェードを採用しました。

レースカーテンの日除けの効果は30~40%ですが、このアウターシェードは約80%ほどの効果があります。
うちで標準採用しているLow-Eペアガラスと合わせて、夏期の日射に対して大きな効果があると思います。
冬を暖かく過ごすために家の断熱性を高め、南面の開口部(サッシ)はできるだけ大きく計画し、日射熱を多く室内に取り込む。
対して夏は、南面に計画した大きな開口部から出来るだけ熱を入れないよう、しっかりと日射遮蔽の計画をする。
自然に逆らわない、少ないエネルギーで冬暖かく夏涼しく、快適で健康的に過ごせる家をこれからも考えていきます。