ナチュラルアスカの家

正しい土地を選ぶ時の順番

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
先日「土地に掘り出し物がない理由」という話をしました。
不動産の流通を考えた場合、掘り出し物は出にくいですね。
ただ、自分がほしい地域がはっきり決まっている場合と価格が適正であれば
希望の土地が買える場合あります。
時間はかかりますけど。
今日は土地選びの具体的な手順を話します。
実際に土地を選ぶ時の順番ですが、動き出す前に決めておくことがあります。
まず、不動産価値をどう見るかです。
それによって探す場所が変わってきます。
不動産価値を気にしないのであれば、価格が安めのところで自分たちの
価値観で探せばいいと思います。
しかし、財産として考えるなら、なるべく需要の多い地域から選んでください。
なぜなら、売り易い、すなわち不動産としての価値があるということですから。
自分たちの土地を最初から売ろうと思って買う方も少ないかと思いますが
以前私がお話した「家や土地は財産なのか? 」と考えた場合は
売りにくい土地を選ぶよりは売りやすい土地を選んだ方が無難です。
今の世の中、何が起こるかわかりませんし、何十年か先の
家族の状況もわかりません。
次に、夫婦の価値観をすり合わせておくこと。
奥さんは生活の便を優先させたい。しかし、ご主人は環境重視。
逆もありますが、そういう場合、どのように意見調整するかですね。
前もって十分話し合っておかないと、後でもめることになります。
ですから、土地選びを始める前に、夫婦の価値観をすり合わせておいてください。
そして、誰を中心に土地を選ぶか?
子供、ご主人、奥さん、誰を中心に選ぶかで場所が変わってきます。
子供中心なら、学校区を考えますよね。ご主人中心なら、職場に近いところ。
奥さん中心なら、生活の便かもしれませんね。
誰を中心に考えるかによって選ぶ場所がまったく違ってきます。
だから、前もって十分にご家族相談が大事です。
さらに、建物と土地の予算のバランス。
よくあるのが、建物のことをあまり考えず、土地を買ってしまうことです。
その場合、欲しい所は高いので、少々無理してでも買ってしまう。
そうすると、建物にかけられる予算が限られることに・・・。
順番が逆なんです。
こんな家に住みたいから、それにはこのくらいの予算が必要。
だから、土地の予算はこれだけ。
土地だけ買うわけではないので、土地と建物はセットで考えてください。
そして、もし建物にこだわりがあるなら、それを考えながら土地選びを進めてくださいね。
でもその為には何が必要か?
将来何があっても家を売らなくてもいいような「家づくりライフプラン」としっかりした
「資金計画」が必要になります。