ナチュラルアスカの家

家は買ったとたん不良債権?

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は家や土地は財産なのか? という話をします。
家や土地は不動産ですから、それは財産ですね。
財産ということは、経済的価値のあるものです。
では、もし、その不動産である家が売れない又は買った時より価格が下がってしまったら?。
それは、もう財産とは呼べないわけです。
買い手がつかない家、それは不動産ではないんです。
お金にならないわけですから、財産ではありません。
そもそも、不動産は需要と供給のバランスで価値が決まります。
誰もがほしいところは当然高くなるし、欲しくないところは安くなる。
中には、ただでもいらないという不動産もあるわけです。
よく聞く話ですが、住宅営業マンが、土地や家の購入を迷っていると
「家や土地は財産になりますから、ご家族の将来の為にも絶対買った方がいいですよ。」
と言う話をするそうです。

もっともらしい言い方ですが、それは一昔前の事。特にバブル景気の頃には
「土地神話」と言って買った土地はどこでも必ず価格が上がったころの話です。
でも今は土地の価格は下落気味か現状維持です。
家は消耗品ですからどんな豪邸でも建てたその日から中古住宅になって
買った価格より値段は下がります。
という事は土地の価格が変わらなければ、家は買った瞬間から買った価格より
値段(価値)が下がるという事になります。
買った価格より下がってしまったら、家は持っているだけで不良債権にもなりうるという事です。
特に、家の資金計画を誤り、万が一家を売るようになってしまったら、買った金額では
売れないという事です。
何か回りくどい事を言ってしまいましたが、家を物として考えるとそういう事になります。
だから何が大事か?
家は物ですが、家族の将来の夢と楽しい毎日の生活がいっぱい
つまったモノでなければなりません。
将来何があっても家を売らなくてもいいような「家づくりライフプラン」としっかりした
「資金計画」が必要になります。

富士市中里「ナチュラルアンティーク」の家